日本人の3人に1人は血管が詰まって命を落とす?!
「手遅れになる前に血管のおそうじを今すぐはじめなさい」なる本が目に留まり、Kindle Unlimited で0円だったので読んでみた。
題名の下に血管アンチエイジングなる言葉があり、これが少し気になったのである。
体の中のいたるところに血管が伸びている。そして体の隅々まで栄養素を運んでいるのが血管である。だから、血管は健康の土台なのである、との説明、確かにそうかもしれない、と納得。
そして日本人の3人に1人が血管が詰まることによって命を落としている、とあった。本当なのか?
それいついては、別途調べてみよう。まぁ、間違ってはいないだろうし。
ということは、血管の健康を保つ、血管のアンチエイジングをして血管が詰まらないようにすれば、その死因要素を取り除くことが出来るわけだ。
ということでこの本の著者は、血管の掃除=血管のアンチエイジングを推奨しているのである。
ちなみに著者は平成26年3月まで船橋市立医療センター心血管センター副部長をされており、現在はすぎおかクリニックを開院されている杉岡充爾氏というお医者様である。
肩書を見る限りは信頼性はありそうだ。
では具体的に何をすればいいのか、詳しくは実際にこの本を読んでもらえばいいのだが、ごく簡単に要点だけまとめてみたい。
気を付けるのは食べ物、そしてストレスをためないこと
まずは血管に良い食べ物と悪い食べ物を把握しておくことが必要だ。
血管に良い食べ物
- 野菜:玉ねぎ、にんにく、ねぎ、ブロッコリー、トマト、ニンジン、レタス、ゴボウなど
- 果物:りんご、ブルーベリー、レモンなどの柑橘類、スイカなど
- 油:青魚の脂(EPA)、オメガ3(亜麻仁油、えごま油)
- 肉:赤身(ひれ肉)
血管に悪い食べ物
- 砂糖
- トランス脂肪酸
- リノール酸
本には細かく理由が書いてあるが、ここでは省略する。
要は、上に挙げたような血管に良い食べ物を積極的に食べて、血管に悪い食べ物は積極的に食べない努力をすること。
そしてもうひとつは、ストレスをかけないようにして血管の緊張を取り除くこと。
これがポイントである。
腸のデトックス
さらに血管に良い食べ物を取ると同時に、必要な栄養素をしっかりと血管に吸収するために腸をきれいにする、つまり腸のデトックスを合わせて行うと効果的とのことで、週末のなんちゃってファスティングが進められている。
これは要するに腸を空にする時間を作り、腸をリセットするという意味がある。
それによって、食べたものからしっかりと栄養素を体に吸収することが出来るというわけである。
全てをきっちりやるのは難しいけど・・・
ザーッとごく簡単に自分の忘備録として記録したようなものだが、実際の本にはもっと細かく説明されていて、具体的な3週間の血管アンチエイジングメソッドなるものも紹介されている。
それほど長い本でもなく、比較的サクッと読めるので、関心がある人は一読するといいと思う。
この著者の方のクリニックも意外に近いところにあるようなので、何かあったら行ってみようかな、とも思うが・・・。
さて、血管が大事であることは再認識することは出来たが、これを毎日しっかりとやるのはやはり大変だろう。だから、この著者も3週間に限定した血管アンチエイジングメソッドを提案しているのだと思う。
まぁ、ダイエットと同じかな。
でも、僕の場合は、現在ダイエットをしている。週休3日ダイエットと勝手に名付けているが、そちらのブログで具体的にどんなことをやっているのか紹介している。
現在行っているのは、週に4日は1日1食とすること、もうひとつはスロージョギングである。
その現在実行中の1日1食はまさにファスティングのひとつである。
ということは、すでに腸のデトックスは継続的に行っていることになる。
また、食べ物は現在特に制限はかけていないが、初回の週休3日ダイエットでは低糖質ダイエットが主体であったのでこれは血管に良い食べ物と共通するように思う。
当時はかなり気を付けて食べていたので、その時は血管アンチエイジングをすでに行っていたことにもなる。
現在は脱低糖質ダイエットを目指しているが、やはり血糖値をあげないようにするということに関しては食べる順番などには習慣として気を使っている。
ということは、すでに今、僕は血管アンチエイジングを行っているのかもしれない、と思っておこう。
ただし、決定的にダメなことがある。
それは甘いものを毎日食べていることだ。
上にも挙げたように、血管に悪い食べ物の筆頭に挙げられているのが砂糖である。
僕は甘いものが大好きだ。
得にあんこ類、そして生クリーム系のデザートは毎日のように食べている。
ダイエットしているのになんで、と思われるかもしれないが、ドカ食いしているわけではなく、それらを毎日1個ぐらい食べても、今やっているダイエットには影響がないからである。
これを止めるのは今のところ難しい。
まぁ、もともと健康のためにダイエットをしているわけではないので、この血管アンチエイジングについては、知識として入れておく、ということにしよう。
やっていることが、結果的に血管アンチエイジングになっていれば儲けもの、ぐらいの気持ちで。とりあえず今のところは。