オゾンは適切に使えば、とても有効な殺菌、消臭効果がある物質

オゾンとは?

オゾンは分子式で書くとO3である。つまり、酸素原子を3個持つ物質である。いわゆる酸素はO2なので、酸素分子3個から、2個のオゾン分子が作れることになる。

したがって、なんらかの要因によって、酸素が分解して酸素原子になるとオゾンが発生する。その何らかの要因とは、一般的に紫外線また電気的な放電である。ただし、オゾン自体はとても不安定な分子なので、地上ではすぐに分解して酸素になってしまうので、地球上の自然界でのオゾン濃度はごく低いもので、0.2~0.05ppm程度ということだ。

しかし、地上の上の方にはオゾン層があるというのはほとんどの人はしっているだろう。地上から20㎞以上上の上空では、太陽からの紫外線を直接受けるため、酸素分子が分解されてオゾンとなる。そのため、地上のはるか上では、オゾンが層となって、地球を取り巻いているのである。そのオゾン層が紫外線を吸収してくれることによって、われわれが生きていける環境を作ってくれているのである。

オゾンは強い毒性のある物質だけど、実生活では有益な物質として使われる

オゾンそのものは、強い酸化力を持っているため、猛毒となる物質である。高濃度のオゾン環境では人間はもちろん、生物は生きていけない。しかし、地上ではほとんどのオゾンは分解して酸素になってしまうので、普通に生活している限り、そんな高濃度の環境にはなり得ない。地球上で比較的オゾンが多いのは、済んだ空気に囲まれた森林などである。森林浴などで爽やかに感じるのは、そのオゾンのおかげだといわれているのである。

オゾンの酸化力は、実生活の中では、実はとても有効な殺菌作用、小異臭作用として使われている。つまり、オゾンを適切な低濃度で使えば、とても有効は殺菌効果、消臭効果を得ることができるのである。

例えば水道水。東京の水道水は、オゾンによって処理されることによって衛生的な水となっているのをご存じだろうか。詳しいことは、下のリンクカードから東京都水道局のページを見ればわかるだろう。

オゾンは、僕たちの生活にとても有益な物質なのだ。

Amazonを調べれば、たくさんのオゾン発生装置が出てくるのだ

オゾンを適切に使用することによって、とても有効は殺菌効果、消臭効果がある。したがって、それを利用した製品もたくさんあるのだ。

例えば、Amazonでオゾンというキーワードで検索してみると、下のリンク先のようにたくさんの製品が出てくるのだ。

▼Amazonで「オゾン」で検索すると

実際、僕の仕事場であるペットホテル、トリミングのお店でもオゾンを使っている。

ひとつは、オゾン水。犬のシャンプーの際にオゾン水を発生させる機器を使い、それをシャワーで使っているのである。それによって、普通の水道水よりも、高い洗浄、消臭効果が得られるのである。

また、室内では低濃度オゾン発生器を使って、消臭をしている。オゾンはとても有効なものなのだ。

オゾン発生装置は使い方がとても重要、特に業務用は

オゾン発生装置には、大きく分けると、一般用と業務用の2つに分けられる。違いは、人や動物がいても使えるか同課の違いである。先にも書いたAmazonで検索されたオゾン商品の中には、業務用というものもある。

▼Amazonで「オゾン」で検索すると

業務用のオゾン発生装置のほとんどは、無人環境で使用するような注意事項がある。つまり、業務用のオゾン発生装置は一般的にある程度濃度の高い環境を作り、それによって、協力に殺菌、消臭を行う。その環境の中では人、あるいは動物に有害な影響を与える可能性があるからなのだ。

したがって、業務用のオゾン発生装置を使う時は、密閉した環境で一定時間使用した後、密閉状態を開放して喚起を良くする必要がある。ただし、、その分、殺菌消臭効果は高いのだ。

オゾン発生器気を使って、殺菌消臭をしようとするときは、その機器の使用上の注意事項をしっかりと確認することが重要である。

一般的なオゾン発生装置は、注意事項さえ気をつければ、人がいる環境でも問題なく使えて、効果を期待することができる。

オゾンを適切に使って、身近な環境の空気を綺麗に、爽やかにすることをたくさんの人にお勧めしたい。