重い毛布で睡眠の質が良くなった?!

重い毛布を使ってみた!とても良かった。

どこかのネット記事でニトリの重い毛布が人気だとかいうのを見た。で、Amazonで調べると、ニトリさん重い毛布気もあってかニトリの重い毛布だけでなく、いろいろな重い毛布が出てきた。日頃、×布団や毛布は軽い方が良い、という固定観念で軽いものを使っていたが、なんとなく毛布を掛けている感があまりないようなことを感じていたので、思い切って買って見ることにした。

▼Amazonの重い毛布検索結果

その中から選んだのが、この毛布だ。ニトリの重い毛布の重さは5.5㎏とのこと。でも、もっと重いのもあり、自分の体重を考えると7㎏ぐらいがいいかな、と思ったのと、サイズが手ごろだったから。あとで調べてみると、重さの選択は正解だったようだ。というのは、重い毛布の重さは、体重の10%程度が良い、ということなので。

*価格は2021年1月末時点での価格。Amazonの価格は変動するのでその時々で違うことがある。

購入した後で、重い毛布について調べてみると、掛布団や毛布が重いと、いろいろとメリットがあるらしい、ということがわかった。特に参考にさせてもらったのは、次のサイトのページです。これらのページを見ると重い毛布を使ってみたくなる人も多いのではないだろうか。ただし、誰にでもお勧めと言うわけではないようで、デメリットあるいはリスクもあるようなので、興味ある人は、下に紹介しているサイト、ページでの説明を参考にした方が良い。僕にはばっちり、買ってよかった、と言える。

ちなみに最初のダイヤモンドオンラインさんの記事の中で紹介されているのが上級睡眠健康指導士の加賀照虎さんで、加賀照虎さんの名前で検索したら、ご本人が作られている「快眠タイムズ」というサイトを見つけたのである。このサイトには、睡眠に関するいろいろなことが書かれていて、今後も見させてもらいたいと思うが、とりあえず今回は思い毛布、掛布団について参考にさせていただきました。

重い毛布のメリットとデメリット

重い毛布についての詳細は上のリンクから見てもらうとして、簡単に重い毛布のメリットとデメリットを書いておきたいと思う。

重い毛布のメリット

  1. 不安感の減少、より落ち着いて眠れる。
  2. 睡眠の質が良くなる。
  3. 発達障害の人への効果が期待できる。

重い毛布を掛けることによって、包まれるような安心感、リラックスできる、と言う効果があるようだ。それによって、結果として睡眠の質が上がる、例えば、途中で起きてしまう、深い眠りにつけないなど。これは、体を圧迫されると、ストレスホルモンの『コルチゾール』が下し、幸せホルモンと言われる『セロトニン』が増加することによる、とのこと。この時、重すぎると次にあげるようなデメリットが強く出てしまうので注意が必要。適正なのが体重の10%程度とのことなのだ。

また、いわゆる発達障害、特に、ADHD(注意欠陥・多動性障害)、ASD(自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群)、SPD(敏感性感覚処理)、不眠症(不安やストレスによる)の人にも良い結果をもたらすという報告もあるとのこと。そうでなくても、何かしら不安なことがある、精神的に不安定なことが多いという人には使ってみる価値はあるのではないだろうか。まさに僕もそうだったので。

ただし、人によってはやはり軽い毛布の方が良い、圧迫されるのは嫌だ、と言う人もいるだろうから、そこは個人の好み、判断によるだろう。

重い毛布のデメリット

一方では、重い毛布には、重いが故のデメリットもある。実際に使ってみてもそれは感じる。

  1. ずらしたり、敷いたり、運んだりするのが重くてやりずらい。
  2. 洗うことが難しい。
  3. 重すぎると胸が圧迫されて呼吸器系などの心身に悪影響をもたらす場合がある。

重い毛布をかけて寝るときはとても気持ちよく眠れるのだが、寝る前、起きた後に、重い毛布をずらしたり、肩したりしようとするときは、結構重さを感じて大変な時がある。これは仕方ないところだ。

また、重い毛布は重さを出すために、中にシリコンやガラスビーズなどを入れている。そして当然ながらそれが外に漏れ出ないような構造になっている。それゆえ、重い毛布を洗うというのはほぼ不可能と考えた方が良いようだ。そこで、僕の使い方としては、重い毛布をダブルサイズの軽いフランネルの薄い毛布で上下を折りたたんで挟むようにして使い、直接重い毛布に触れずに使えるようにしている。

重すぎることによる心身への影響については注意が必要だ。とはいっても、市販されるもので、極端に重い毛布はないと思うので、Amazonなどで購入する場合はそれほど心配する必要はないと思われる。通常の体重の10%前後ぐらいだったら全く問題はないだろうが、仮に極端に重い毛布を使用した場合、呼吸器系が圧迫され呼吸困難に陥ることもあるとのこと。ただし、通常の体重の10%前後の毛布でも、いびきが大きい人、睡眠時無呼吸症候群の人などは使用の際は注意が必要とのことである。

重い毛布を実際に使ってみた感想

Amazonから届いた重い毛布の段ボールを運ぶとき、そこから重い毛布を出すとき、そしてベッドの上に敷くとき、はけっこうな重さを感じて、大丈夫かな、と思った。しかし、実際に重い毛布をかけて寝てみると、重さは感じるものの、全く重すぎる、とは感じず、むしろもっと重くてもいいかな、ぐらいの感じであった。

でも、実際に寝て寝返りを打つ時など重さをしっかりと感じる。もちろん、普通に仰向けに寝ている時も、毛布の重さは適度に感じられて、本当に包まれたような安心感を感じるのである。このブログの別のページでも書いているが、現在、僕は親の介護(未満)でけっこう精神的にやられてしまい心療内科へも通っていたのだが、それで抗うつ剤や軽い睡眠の薬を処方されていた。そして、毎日睡眠の記録網付けるように言われてつけていたが、少しは眠れるようになったものの、まだ途中覚醒など睡眠の質が思ったほど改善されていなかった。

しかし、この重い毛布を使ってから、各段に睡眠の質が良くなってきたのだ。今まで睡眠薬を飲んでも必ず2~3時頃には目が一度は覚め、夜明け近くにも起きて、最低でも2~3回は途中覚醒が起きていた。(睡眠薬を使う前は多い遠きは5~6回の途中覚醒があった)しかし、この重い毛布を使ってから、途中で起きて時間を見ると、早くても4~5時、ほとんどの場合6時ぐらいまでは起きることが亡くなったのである。

また、今使用しているスマートウォッチには睡眠記録が取れるようになっていて、深い睡眠、浅い睡眠、レム睡眠、起きた時、がグラフでわかるようになっている。それを見ると重い毛布を使ってからは、途中覚醒だけでなく深い睡眠の時間、連続性も明らかに良くなり、睡眠特性の数値が良くなっている。

これは明らかに重い毛布のおかげだろう。

ということで、重い毛布、これは今後も手離せない僕の必須アイテムになっていくことだろう。

★睡眠改善~スポンサーサイト~