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「義母と娘のブルース」2022年謹賀新年スペシャル

義母と娘のブルースの2022年謹賀新年スペシャルを見た。

本当は、その時間も仕事しなければ、と思っていたのだが。

ドラマ版、その後のスペシャル版も見ているので、やはり見てしまった。

内容は知っている人は知っているので、あえて書かないが、面白かった。

特に、最後の方の亜希子(綾瀬はるかさん)の言葉に思わず、涙してしまった。

正確な言葉は覚えていないが、竹野内豊さん演じる、亡き夫良一とその亡き夫とそっくりな姿をした、今回の竹野内豊さん演じた良治の唯一の違いは、髭の良治はまた会うことが出来る、ということだ、みたいな趣旨の内容のセリフであった。

まぁ、要するに死んだ人には会えないけど、生きている人にはまた会うことが出来る。

それは、死んだら何もできない、ということのように僕は感じたのだ。

ちょっとお金で失敗して落ち込んだ自分を励ます言葉に聞こえた

その言葉を着た時に、僕にとっては、ちょっとした(実際はかなり)失敗したお金の件で、かなり落ち込んでいた自分、正直生きているのがつらい、とも思うまでになっていたが、死んだら、周りに悲しんでくれる人がいる、生きていれば、どんな失敗でも、やり直せる可能性があるんだよ、というように聞こえたのだ。

やはり、生きるということは、何よりも大切なことなのかもしれない、と改めて思わせるセリフだったのだ。

お金は失っても、また取り返せる可能性はある。出来るかどうかは別にして、可能性だけは確実にある。

でも、命を失ったら、それを取り戻すことは決してできない。

そんな思いが、その亜希子さんのセリフから瞬間的に感じてしまい、思わず、涙が出てしまったのだ。

死にたい、なんて考えるのはダメなんだ。なんとか、生きて頑張らなければだめなんだ、と。

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自死を選んだ人を非難するつもりは全くない

昨年から、なんでこの人が、というような有名な芸能人の自死が続いている。

竹内結子さんは、特にショックだった。そんなこととは無縁のような印象を持っていた女優さんだったから。

また、つい先日には、沙也加さんが。

はたから見れば、みんななんでそんな選択をしたんだろう?との思いしかない。

語弊があるのを承知して書けば、自死をする、というのは、そうとうな動機というか勇気がいるのではないだろうか。

自分で、いくら死んだほうがましだ、みたいに思った時だって、そうはいっても死ぬのは怖い。

怖くて、自分で死ぬなんてことは、したくてもできない、と思ってしまう。

でも、それをやってしまう、という人は、それを超越した、何か、があったのだろう。

それを選ばせるだけの、とてつもなく大きな何か、があったのだろう。

だから、そういう選択をした人を非難するつもりは全くない。

それを肯定するわけではないが、避難するつもりも全くない。

そして、どのような選択がベストなのかもわからない。

でも、最初の方で書いた、今回の「ぎぼむす」の最後の方の亜希子さんの、生きていることが唯一の良いところ、という言葉は、僕の心に響いた。

生きている、それが何よりも大事なことなのかもしれない、と。

そう思えたことだけでも、今回の義母と娘のブルースの2022年謹賀新年スペシャルを見たことが正解だと思った。

生きて頑張る、今はそれしかない。

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