毎朝の髭剃りがストレスから楽しみになった
新型コロナ感染拡大、それによる自粛、オリンピックの延期など、おそらくは歴史にも強烈に残る1年となった2020年もあと1か月というところで、僕は電気カミソリ(電気シェーバー?)を新しいものに変えた。けっこう思い切った出費だったが、結果的に大正解であった。
ここ数年、鼻の下や顎に髭をはやしていたので、ヒゲトリマーをメインに使って、髭の生えていないところは安い電気シェーバーを使っていた。しかし、2020年、新型コロナ感染のため、日常的にマスクをするようになり、髭がない方が衛生的かな、と考えるようになり、7月頃から髭を全部剃ることにしたのであった。
最初は以前から使っている電気シェーバーで剃っていたが、髭をはやしている頃にはほとんど気にならなかった細かな髭の剃り残しが気になるようになった。いくらゴシゴシと電気シェーバーを強く頬っぺたや顎、首のところに押し付けて何回往復させても、どうしても剃り残しが出てしまう。ということで、久しぶりに手で剃るタイプの5枚刃を使ってみたら、けっこうスッキリと剃り残しなく剃ることが出来た。しかし、少しばかり面倒な上に時々失敗して肌を切り、血が出てしまう時がある。これも嫌だなと思い、また電気シェーバーを使う。とまた剃り残しが気になる。ということで、朝の髭剃りが地味にストレスとなっていた。
と、そんな時にネットで電気シェーバーは高いやつを買うべきだ、というようなことが書いてあるのを見た。ほとんどの男にとって、髭剃りは毎日行うもの。毎日使うものだからこそ、快適に使うべき。そのためにはしっかりと剃れる高級なシェーバーを買うべき、というような内容であった。それに触発されて、Amazonで電気シェーバーをいろいろと見て結果的に購入したのが、かなり思い切って、2万円少々の「パナソニック ラムダッシュ リニア メンズシェーバー 5枚刃 黒 ES-LV5F-K」であった。
▼Amazonの「パナソニック ラムダッシュ リニア メンズシェーバー 5枚刃 黒 ES-LV5F」
パナソニックのサイトで紹介されていた電気カミソリでの剃り方なども参考にして、早速使ってみると今まで何度も往復させて、それでも剃り残しがあったところでも、一往復(実際はほぼ片道だけ)でほとんど剃り残しなく、綺麗にさっぱりつるつるに剃れたのであった。剃り残るところも部分的にはあったが、髭の向きを確認しても一度剃りなおすとほぼ完ぺきに剃りあがる。5枚刃ということでヘッドが大きいので鼻の下が剃りずらいかな、と思ったが、うまく動かせば問題なく鼻の直下も綺麗に剃ることが出来る。まさに、今までつかっていた電気シェーバーとは異次元の剃り味であった。しかも髭剃りにかける時間も短くて済むようになった。ちなみに、今までの電気シェーバーもパナソニックの4千円ぐらいのもの。
▼パナソニックの「ラムダッシュ リニア メンズシェーバー 5枚刃 黒 ES-LV5F」の紹介ページ
これは快感であった。そして朝、髭を剃るのが楽しいくらいになってきた。まさに、今まで地味に毎朝のストレスになっていた髭剃りが、毎朝の楽しみへとなったのである。
電気シェーバーは高級クラスを買うべき、まさにそれは正しかった!
今まで、高くても数千円の電気シェーバーしか使っていなかった僕は、1万円以上するような高級な電気シェーバーは使ったことがない。高級シェーバーだとそんなに剃り味が違うものなのだろうか?と少しばかり買うまで気になっていた。
買おうかと考え始めた時にAmazonで調べてみると、当然ながらいろいろなタイプの電気シェーバーが売っている。2,000円代ぐらいのものから高いものは3万円、4万円代のものまである。今まで数千円でも高いと思っていた僕としては、さすがに3万、4万もカミソリにはかけられない、と思い、それでも思い切って1万円以上のものを買ってみようかという気になっていった。
でも、高い電気シェーバーは、お風呂剃りが出来るとか、全自動洗浄機付きとか、僕にはほとんど必要ない、と思われるものまで付いている。それで高いんじゃないのか、その分安くしてくれればいいのになぁ、と思いつつ見ていた。ただ、どうせなら刃の枚数の多いやつがいい、と思い、各メーカーの4枚刃、5枚刃のものを中心に探してみた。
そこで見つけたのが「パナソニック ラムダッシュ リニア メンズシェーバー 5枚刃 黒 ES-LV5F」である。
お風呂剃りは出来ず、ドライ専用。朝歯磨きの前に髭剃りをする僕にはドライ専用で問題ない。しかも、ドライ専用だから電池切れになってもコンセントを使えば、コンセントに刺したまま使うことも出来る。どうせ置く場所のない専用のシェーバー洗浄機も付いていない。そしてパナソニック最新最上の5枚刃である。でも価格は2万円を少し超えている。調べていると、ちょうどそのタイミングでラムダッシュのキャンペーンをやっていて、購入者には必ず替え刃がもらえる、ということがわかった。替え刃も買えば5~6千円する。ということは実質1万5千円ぐらい、ということになるな、と。これが決定打となって購入を決定したのであった。
ということで購入に至り、使ってみた感想は最初に書いた通り、期待を大きく上回る剃り味、まさに今までとは異次元の剃り味だったのである。
最初からこの剃り味を知っていれば、替え刃キャンペーンがなくても、この「パナソニック ラムダッシュ リニア メンズシェーバー 5枚刃 黒 ES-LV5F」を購入したであろうと思う。
もし髭剃りでストレスがあれば、ぜひ高級電気シェーバーを
電気シェーバーは高級、上級クラスの物を使うべき、これはまさに正しかった。
もう60年以上生きてきている男なので、当然ながら髭剃りは一時の髭をはやしていた時期を除いては欠かせないもの。そして髭剃りは毎日の必須アイテムである。それほど髭が濃い、というわけではないが、10代の後半以降ぐらいから使い始めたであろうか。ということはもう髭剃りには40年以上お世話になっていることになる。
いろいろな髭剃りを使ってきた。手で持って剃る髭剃り、電気シェーバー、それぞれいろいろと使ってきた。ただ、髭剃りは高くても5~6千円程度までのものしか買わなかった。今考えると、これは大きな人生の失敗の一つだったかもしれない。毎日必要なことだからこそ、そのための必須アイテム、髭剃りにはお金をかけても良い物を使っておくべきだった。髭剃りの時間、その時の不快感、それぞれそんなに大きなものではないかもしれない。でも、それが毎日重なっていく。40年以上それが続いたということは、かなりの時間の浪費、ストレスを溜め込んだ、ということにもなる。
今回購入した「パナソニック ラムダッシュ リニア メンズシェーバー 5枚刃 黒 ES-LV5F」には洗浄機は付いていないが、水洗いは出来る。でももしかしたら全自動洗浄機付きのものはより便利なのかもしれない。僕はお風呂剃りはしないが、それが習慣になっている人もいるだろう。それに対応した製品もある、というか、その方が多いようだ。むしろ、僕が購入したドライ専用は少ないのかもしれない。
いずれにしても、歯の数はおそらく多い方が良いのだろう。おそらくは、パナソニックに限らず、主要なメーカーであれば最高クラスの電気シェーバーはそれなりの剃り味を持っているだろう。
剃刀は、少しぐらい高くてもそのメーカーの最高クラスの電気シェーバーを買うべき、と髭剃りに少しでもストレスを感じている人にはお勧めしたい。