シャワー便座が壊れた
先日、うちのトイレのシャワー便座が壊れてしまった。
今や公衆トイレでも付いているのが当たり前になりつつある、シャワー便座。ウォシュレット、とよく言われているが、ウォシュレットはTOTOが販売する温水洗浄便座の商品名である。
でも他社の同様の製品も含めて、ウォシュレットという呼び名が一般化しているのも事実であるが、ここではあえて、シャワー便座という言い方をしておきたいと思う。
このシャワー便座、使い慣れてしまうと、手放せない存在となってしまうのは、僕だけではないだろう。
うちのトイレは1階と2階にそれぞれあるが、1階のトイレはシャワー便座付きなのだが、2階のトイレは付いていない。
だから、大の時は僕は必ず1階でするようにしていた。
1階のシャワー便座が最近、少し調子が良くなかったのはわかっていた。
ムーブにしても動かなくなったり、強弱の切り替えが出来なくなったりすることがあったのである。
それでも大きな問題はないし、大丈夫だろう、と若干の不安はありつつも、使い続けていた。
しかし、ついにその日がやってきてしまった。
シャワー便座の核となる、温水の噴射をしなくなってしまったのである。
電源を入れなおしたりしても、全く直らない。完全に壊れてしまったのである。
この日が来るとは思いつつも、楽観視していたが、やはり来てしまったのである。
このシャワー便座は、この家に最初からついていたイナックス製の便座である。使い始めて13年ということになる。
寿命として長いのか、短いのかわからないが、とりあえずは今までありがとう、という気持ちであった。
さっそくAmazonで調べてみると・・・
シャワー便座はホームセンターでも売っているのを見かけている。ということは、自分で取り付けできるのだろう、と推測できる。
でも値段は、安くても5万円ぐらいのイメージがあったので、Amazonだともっと安いだろうと思い、さっそく調べてみた。
意外に安かった。2~3万円台が多いようで、1万円台もあるではないか。
と相場を確認したところで、あらためていくつかのホームセンターでも調べてみると、若干高いがそれでも3~5万円ぐらいが多く、でもなかにはAmazonで1万円台前半で販売されているものが、1万円台後半だったりしていた。
ということで、やはりAmazonで購入することにして、次の2つの製品に絞ったのである。
パナソニックと東芝の製品である。特別な機能は必要ないので、価格の安いもので決めようと思ったのである。
安いものと言っても、メーカーがパナソニックと東芝と言う電機メーカーとしては日本を代表するメーカーである、ということもポイントとなった。
便座では、やはりTOTOやイナックスなどがブランド品であり、パナソニックや東芝は、どちらかというとこの分野ではよそものメーカー的な感じなのだろうか。
いずれにしても、Amazonで価格を第一に選ぼうとすると、ほとんどのものが海外、というか中国製ということが多いが、シャワー便座に関しては、違うようである。
で、パナソニックと東芝のどちらにするか?
パナソニックの方が少し安かったのだが、結局東芝の便座にしたのである。
決め手は、東芝の方は、ホースや工具も付属しいた、ということである。
それを考えると、結果的に東芝の方が安く、また一度にそろうので手間が省けると思い、そこが東芝のシャワー便座に決めたポイントとなったのである。
早速注文、Amazonプライムの対象品なので、発注した翌日には配達された。
そして、自分で取り付けを行ったのである。
取り付けは簡単だったので、追加でもう一つ購入
最近のトイレはシャワー便座を取り付けることを前提に配管などもされているようで、交換に際しては、便座の横の壁から配管が出ているところで水を止めることが出来るようだ。
水を止めて、配管を外し、便座自体は便座のタンク側の方でプラスティック製の太目の2本のボルトで止めてあるだけだった。
壊れたイナックスのシャワー便座を取り外し、ついでに少し便座の周りを掃除をしてきれいにしてから、新しい東芝製のシャワー便座の取り付けを行った。
取り付けは、便座と配管である。
便座は今までついていたものと同じ取り付け方法だったので、取り付けは比較的簡単である。やはりプラスティック製のボルト2本で止めるだけである。
仮止めして、位置合わせをしてから、しっかりと止めるだけである。
配管も、今まで使っていた配管を外し、その配管も使えそうだったが、せっかく付属されているので、今回のものに付属されていた新品の配管を使って取り付けるだけである。
タンク用の配管も入っていたが、そちらはあえて交換しなかったので、便座側の配管だけであればいたって簡単である。もともと、生産技術の経験で、配管とかはけっこう扱いなれていたせいもあり、普通の人よりはより簡単と感じたのかもしれないが。
でも、それほど大変な作業ではないと思う。取り付け時間は、一応、取説を確認しながら行ったので、30分ぐらいかかった。
最後にコンセントを入れて、試運転。問題なく作動して、一件落着である。
使った感じは、今までのものよりも少し鋭さがないような感じはあったが、実用上全く問題ない。
思ったよりも安価に、また取り付けも簡単だったので、シャワー便座のついていない、2階のトイレにも同じものを取り付けることにしたのである。
ということで、同じ東芝の温水洗浄便座をAmazonでまた発注、これもすぐに配達され、2階のトイレに取り付けたのである。
今回は普通の便座からの取り付けであったが、やることは同じで、むしろ簡単である。
一度取り付けを行っているので、今度はほとんど取説を見ないで行い、15分ほどで取り付けが完了した。
2階のトイレもシャワー便座になったので、これからは大の時も、1階まで下りずに2階のトイレで用を足すことが出来るようになったのである。
これは1階トイレのシャワー便座が壊れてくれたおかげで、怪我の功名、と言ってもいいのであろうか。結果的により便利になったのである。