色のダイエット効果

ダイエットに色は影響があるのか?

音楽がダイエットに役立つのがわかったので、では絵画はということで調べてみたが、全くないこともないようだが、あまりピンとくるものではなかった。

しかし、それを調べていく中で色という観点からはダイエットへの影響はありそうだということが分かってきた。

確かに音楽と同様、色によって気持ちが変わる、というのはスポーツでも昔から言われている。

闘牛なんかは、赤に対して闘争心を掻き立てられるという牛の心理を利用して行われているくらいだからね。

人間も同じように赤い色に闘争心を刺激されるとも言われている。

色というのは視覚的な刺激として、人間の心理状態に影響されることは間違いないだろう。

従って、ダイエットをする場合も、色の効果というのを考えて行うと、よりダイエットが効率的にできると言われている。

ただし、全ての人に共通するような影響力があるかどうかは別の話で、例えば上に書いたような一般的に赤い色で闘争心を刺激されると言われているとはいえ、層ではない人もいるだろう。中には、青で闘争心を刺激されるという人もいるかもしれない。

同じように一般的に言われている色のダイエット効果が全ての人に共通するものとは限らない、ということを念頭におくことも必要かもしれない。

でも、多くの人に共通する可能性はあるので、知っていて損はないと思う。

一般論としての各色のダイエット効果

色に関するダイエット効果を調べていると、当然かもしれないけどほとんど同じようなことが書かれている。ということは、一般論としての色のダイエットに対する影響はほぼ共通しているということになるので、それを紹介したい。

代表的な色のダイエット効果をメリットとデメリットとして書いていくことにする。同じ色でも状況によってダイエットに対して効果的な場合と悪影響がある場合があるので、その色の効果的な使用環境をメリット、ダイエットに悪影響を及ぼす可能性のある使用環境をデメリットとしている。

代表的な色として、次の7色を選んでみた。

  1. 黄・オレンジ
  2. ピンク

青のダイエットへの影響

メリット

  • 休憩やリラックスタイムに気持ちを落ち着かせてくれるてストレス解消=無駄食いの抑制
  • 食事の時に青色を見ると食欲を抑制

デメリット

  • 食欲抑制効果は同時に、ダイエット中のわずかな食事での満足化の減退させる可能性

赤のダイエットへの影響

メリット

  • 運動時のやる気をおこさせる
  • 心拍数をあげて脂肪の燃焼効率を高める

デメリット

  • 食欲を刺激する

黄・オレンジのダイエットへの影響

メリット

  • 消化促進、便秘解消などデトックス効果

デメリット

  • 食欲増進、特にジャンクフード

緑のダイエットへの影響

メリット

  • サラダなどのヘルシー食材を連想させる
  • 自然の緑は心を癒しストレスを解消してくれる

デメリット

  • 赤の補色なので食事での赤との組み合わせは赤を強調させる可能性あり

ピンクのダイエットへの影響

メリット

  • 女性ホルモンを刺激=女性の体型に貢献
  • コーヒーなど少な目の砂糖でお甘く感じさせる

デメリット

  • 甘さ=デザートを連想させる

白のダイエットへの影響

メリット

  • 純粋さ、強い意志をイメージさせる

デメリット

  • 白米や食パンなど低糖質ダイエットの敵を連想させる

黒のダイエットへの影響

メリット

  • 海苔、ゴマ、黒酢などの健康食品を連想させる
  • 黒の洋服で着やせして見える

デメリット

  • 個性、現状維持=痩せる必要がない気持ちを増進させる

状況に応じた色の使い分け

以上のように色によってダイエットに対するメリット、デメリットがある。つまり、状況に応じて色を使い分けるとダイエットに効果的ということだ。

運動時に効果的な色

運動をするにはモチベーション、やる気が重要である。ということはその気持ちを刺激する赤を服や周りの色として使うと効果的ということになる。また、ジョギングなどでは体の負荷によるストレスを軽減させるために緑の中、つまり自然の中を走るのが効果的である。

休憩時、リラックスタイム

気持ちを落ち着かせてストレスを解消し無駄な食欲を抑えるためには青や緑が効果的である。青を基調とした部屋や緑=自然に囲まれたところでの休息がストレスを解消してくれる。

食事の時

一般的には食欲を減退させる青系の色が視界に入るような環境がダイエットには効果的である。逆に赤や黄色、オレンジなどの暖色系の色は食欲を増進させるので避けた方が良い。しかし、すでに小食が身についている場合は、その小食を楽しむために青をさけて、少ないけど満足感のある、楽しい食事にする、という選択肢もありだと思う。
またピンクは甘さ=デザートを連想させるのでダイエットの妨げになる可能性がある反面、食後のコーヒーなどを飲む場合、少な目の砂糖でも甘さを感じさせてくれるという効果がある。人によってメリットにもなるし、デメリットにもなる。見極めが必要。

食材

健康面を考えると各色色とりどりな食材を使うのが好ましい。特に緑はヘルシー食材、黒は健康食材が多いのでダイエットに有効な食材が多い。赤もトマトやトウガラシなどダイエットに効果的な食材もあるので入れるべき。注意が必要なのは白。白米、食パン、パスタなど低糖質ダイエットでは最も避けるべき食材となる。

食後

黄色やオレンジ色は消化促進を刺激する効果があると言われている。便秘解消にも貢献する色なので、食後は黄色やオレンジ色などが視界に入るところで一服するのがいいかもしれない。

服装

注意する必要があるのは、黒。黒は個性の象徴的な色であり、現状維持のイメージを持たせる色である。したがって、あえて痩せる必要はない、今のままでいいのではないかというイメージを自分自身に持ちやすい。したがって、ダイエットへのモチベーションを下げる可能性がある。逆に白は純粋にダイエットに対する気持ちと強い意志をイメージさせてくれることを助けてくれる。

色のダイエット効果は一つの参考として

以上のように色をうまく使えばダイエットに効果的だあるようだ。

しかし、最初にも書いた通り、これが全ての人に共通して当てはまるとは限らない。

一般的なひとつの参考資料として、もし自分にも当てはまるようであれば、積極的に参考にするべきだと思うけど、自分は違う、と感じたらあえて参考にする必要はないだろう。

こういう時は、この色を・・・、なんて考えていたら、それこそストレスが溜まってしまう。まして、希望の色が必ずしも都合よくあるとも限らず、そうなったら余計にストレスが溜まってしまうだろうからね。

ただ、青や赤は一般的に当てはまる人が多いようなので、参考にしてもいいと思う。また緑は比較的デメリットが少ないと思うので、運動するにしても、リラックスするにしても、食事の時も、緑=自然・ヘルシーのイメージが強いので、個人的にはダイエットに相性がいいような気がする。