糖質制限、効果はあるけど一生ものには出来ない!

糖質制限、確かに効果はある、しかし・・・

とりあえず2~3か月で10㎏以上の体重を落としたい、そんな方にはやはり糖質制限、低GIダイエットがお勧めなことは確かだ。

糖質制限ダイエットは、食べる量を減らすのではなく、糖質を多く含むもの、(ち主に炭水化物となるのだが)を避けて、その分それ以外の食べ物で補えるため、食べる量を減らす必要はない、というものである。

具体的には、主食である白米やパンは食べずに、その分、肉や野菜などのおかずを食べていいので、空腹感を感じずにダイエットが出来る、というのがひとつのメリットとされている。

ただし、そうは言っても食べ過ぎれば体重は減らないだろう。少なくとも今までと同等程度の量にしておけば、自然に体重は減っていく、ということになるのだろう。

しかし、短期間で体重を10㎏程度落とそうとしたら、やはり、糖質制限をしながら、食べる量も抑え気味にした方がより効果的に体重を落とせるだろう。

でもそれでは空腹感を我慢する必要がない糖質制限ダイエットのメリットをつぶしてしまうではないか、ともいえる。

でもそこは、どれくらいの期間で体重を落とすか、のそれぞれの人の目標によって調整できると考えればいいと思う。

我慢する必要がない、というのが糖質制限ダイエットのメリットの一つだからね。

でも、糖質を食べてはいけない、炭水化物、砂糖の入っているものを食べてはいけない、ということ自体も、人によってはかなりの我慢が必要である。

ご飯はもちろん、パン、そしてパスタが大好きな僕にとっては、糖質制限ダイエットは決して、我慢の必要がない楽なダイエットではなかったのである。

もし、本格的に糖質制限ダイエットを行い、ダイエット期間中ご飯やパン、パスタなどを食べないとなったら、おそらく数か月も続かなかったと思う。

週休3日ダイエットということで、しっかりと糖質制限ダイエットをするのは週に4日だけ、しかも連蔵2日までという方法にしたから続いたのだと思う。

それでもけっこうな我慢が必要だったけど。

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白米とデザートを我慢はけっこう辛い!

しかし、糖質制限ダイエットで最も避けるべき白米、つまりお米は日本人の主食だ、と言って間違いないだろう。ということは、日本人が、日本の伝統ある主食、お米を避けることになる。

まぁ、これは気持ちの問題なので、そんなことは全く気にしない人がほとんどなのかもしれない。

でも、日本にはお米大好きな人は結構多いのではないだろうか。

僕もその一人であるが、そんな人間にとって、お米を食べてはいけない、という制限はとても厳しいものである。

本格的に糖質制限ダイエットをやる場合は、このお米のご飯が食べられなくなるのだ。僕は週に3日は食べても良い日を作っので、頑張れたのだが。

パンも同様に普通の食パンは食べられない。最近は低糖質のパンというのも増えてきたので、これはいいようだが基本値段が高い。

スパゲティも基本避けることになる。

つまり主食なしのおかずだけの食事になるのである。

ご飯大好き人間ではなくとも、パンやスパゲティなどの主食を抜くのがけっこう辛い、という人も多いように思う。

それに加えて、大好きな生クリームたっぷりのケーキや、あんこたっぷりの和菓子(生クリームやあんこがなくても)は基本として食べてはいけないようになる。

肉、魚、そして野菜などはどんどん食べていいとはいえ、主食なし、甘いデザートなし、はけっこう辛いのである。

でもまぁ、減量のため、一定期間我慢する、ならそれも頑張れる。かつ週休3日なら、より頑張れたので、15㎏の減量に成功したのである。

僕の場合は、本格的な糖質制限ダイエットは週休3日としながら、約半年ほどお行い、その後は徐々に緩め、1日1食にしてからは全く糖質制限は考えなくなった。(ただし、血糖値スパイク防止のため、食べる順番だけは考えている)

リバウンド防止、そして健康のための糖質制限は毎日、一生これが続く・・・

僕の場合は単に体重を減らすことだけが目的で低糖質を行ったが、糖質制限はダイエットだけでなく、健康、アンチエイジングにも効果があると言われている。

そのために糖質制限をしている人も少なくないようだ。もちろん、中には糖尿病など糖質制限をしている人もいるだろう。(ただし、日本糖尿病学会は糖質制限に否定的であるのだが・・・)

また、当然ながら一時的に糖質制限で減量できても、減量後に元の食生活位戻してしまえば、簡単にリバウンド、つまり体重も元に戻ってしまう。

そこで、減量に成功した後に、糖質制限を止めるためには、体重を維持するため、つまりリバウンド防止のために何かをしなければいけない、ということになる。

糖質制限以外の方法が出来ない場合は、糖質制限を続けなければいけないことになる。

健康のためになるのであれば、それもいいかな、という人もいるだろう。ご飯食べなくても、おかずは食べられるのだから問題ない、という人もいるだろう。

そういう人はいいかもしれない。しかし、もともとご飯大好き人間、甘いもの大好き人間はそうはいかない。

白いご飯をこの先一生食べられない、ケーキやどら焼きなんかも食べられない、なんて思ったら、それだけでお先真っ暗、ストレスで体を壊してしまいそうだ。

だから僕は、糖質制限はやめたのだ。その代わり始めたのが1日1食である。

残り僅かな人生となってきたので、食べたいものは自由に食べたいからね。

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本当のところ、糖質制限は健康に良いのか悪いのか?

今はダイエットのみならず、健康のためにも糖質制限すべきと主張する人や雑誌が多い。しかし、それに対抗する糖質制限否定派、も少なからずいる。

糖質制限すると老けやすくなる、寿命が短くなる、というような専門家もあり、それを実証する実験結果なども発表されている。

問題なのは、糖質制限推進派も、否定派もそれぞれがその分野の専門家だということなのだ。

それぞれが専門家で、それぞれ科学的なエビデンスを持っている、ということになると、どちらを信じたらよいのか???

実際のところは、糖質制限が健康、老化、寿命にメリットがあるのか、デメリットとなるのか、わからない、のである。

どちらを信じるかは、その人次第、ということになるのだろう。

僕は、どちらを信じるかはとりあえず、保留にしてある。

でも、例え糖質制限にメリットがある、ということになったとしても、今後、本格的に糖質制限をするつもりはないのであるが。

お米やパン、パスタ、そして甘いデザートを食べないことと引き換えならば、僕はお米やデザートを食べる方を選択する。

糖質制限のダイエット効果は十分感じているが、今は基本週休3日での1日1食の食事制限なし、でリバウンドもせずに好きなものを食べていられるので。

そして、その中でもう少し体重を減らすことを意識していきたいと思っている。

糖質制限を一生やるなんて、今の僕にはとても考えられないからね。

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