「歩いておトク」はお得なのか?

歩くだけでDポイントが溜まる?

歩くだけでDポイントが溜まる、というアプリ「歩いておトク」を最近使い始めてみた。

今までは単独のアプリとして仕えたようであるが、現在は「dヘルスケアパック」という18種類のヘルスケアアプリがセットになった物の中のひとつとなっている。

無料のアプリではなく、有料である。単独の時は、税込みで324円/月だったのだが、「dヘルスケアパック」になって使えるアプリが増えた分価格はアップして税込み540円/月になっている。

ダイエットにトライしようという人にはけっこう使えそうなアプリもあるようなので、セットになってお得になったようにもみえるが、それしか使わない人には単に価格がアップしただけになるだろう。

でも、この「歩いておトク」、確かに歩けばお得になるアプリである。

詳細は、ドコモヘルスケアのサイトをみてほしい。

インストールされると、スマホの歩数計で計測された歩数を使って、Dポイントをためることが出来るのである。

ちなみに、Dポイントとは、ドコモのポイント制度である。ドコモユーザーは知っていると思うけど、そうでなければあまり興味はないのかな。

ということは、このアプリも主にドコモユーザー向けになるのかもしれない。

ただ、ドコモユーザーである僕の場合、Dポイントは結構使う。主に使っているのは、dショッピングのサンプル百貨店での商品の購入に使っている。

話がそれてしまうが、このサンプル百貨店、かなり安くいろいろと売られているのである。例えば、三ツ矢サイダーの特定商品が48本で2,000円以下、つまり1本あたり、40円しないで販売されていることもある。これを、溜まったDポイントで購入するのである。

従って、けっこうDポイントは使えるのである。

マクドナルドやローソンでも使えるし、もちろんドコモの機種変更などの時にも使えるのである。

と話が少しそれてしまったが、このDポイントが歩くだけで溜まるのが「歩いておトク」というアプリなのである。

ただし、ただ歩いているだけでは、Dポイントをゲットすることは出来ないのであるが。

どうやったらDポイントをゲットできるのか?

「歩いておトク」の中には、いくつかのツアー(と言ってももちろん仮想のツアーだが)が入っている。

アプリを立ち上げるとツアーに参加できるようになっているので、そのツアーに参加、途中にいくつかの観光名所となるスポットがあるので、そこでアプリをチェックでアプリを開き、確認するとプレゼントがもらえる。そしてツアーを完了するとそのプレゼントを開けて、中に入っているDポイントをゲットできるようになっているのであるあ。

プレゼントには金、銀、ピンクの3種類があり、種類によってDポイントの量が変わってくる。ほとんどがピンクで1ポイントだが金の場合は数十ポイントから100ポイント以上のこともあった。

まだ使い始めてちょうど3週間だが、完了したツアーは5回、完了時にゲットできたDポイントは、20~30が2回、100ポイント以上が3回、それにデイリーボーナスや初回のみの登録ポイントなども併せて現在700ポイントほどである。3週間での1日の平均歩数は12,000歩ぐらいでこんな感じである。

ただ、このポイントゲットのペースが続くかどうかはわからない。だんだんポイントのゲット効率が悪くなるような情報もあるので。

最初の方のツアーはトータル1万数千歩ぐらいだったが、だんだん長くなって今は一つのツアーが3万歩ぐらいである。だんだん、ポイントをゲットするためのハードルが上がってきている。

1日の歩ける量も、このアプリでのカウントは最大2万歩まで。それ以上歩いても、アプリにはカウントされなくなる。

従って、2万歩以上のツアーの場合、1日で完了するのは不可能となるのである。

1日2万歩というのは、結構な距離を歩かなければいけないので、簡単ではないが、日常的にウォーキングしている人であれば、無理のない数字かもしれない。

ただし、歩いても、きちんと途中の観光スポットをチェックしないとプレゼントはもらえないのでそこは注意が必要だ。

だいたいどんなに頑張っても、月に1,000ポイント前後がゲットできるポイント数であるようだ。

頑張って歩けば得なのか?

ということで歩いて、しっかりと途中の観光ポイントをチェックしていけば、プレゼントがもらえ、ツアーを完了すれば、その中のDポイントがゲットできるのである。

しかし、このアプリを使うコストは月に540円である。したがって、540ポイント以下しかゲットできなければ赤字となってしまう。

540ポイント以上であれば、元が取れるのであるが、頑張っても得られるのは月に500ポイントぐらいのようなので、果たしてこれが得なのかどうか、そこが問題だろう。

そして、得なのかどうかは、人によって違うだろう。

例えば、ダイエットに取り組んでいる人が、少しでも歩くためのきっかけとして使うのであれば、それによって歩く機会が増えるのであれば、ポイントに関係なく、おトクと感じるかもしれない。しかも、この月540円の料金で「歩いておトク」を含めて18種類のヘルスケアアプリを使うことが出来るのである。すべて使いこなすのは難しいと思うが、このアプリを含めて、2つ3つ使えばお得感はあるかもしれない。

それに加えて、月の収支がプラスになれば、なおお得感は増すだろう。それがたとえ100ポイント程度であったとしても。

しかし、このアプリでDポイントを稼ごうというつもりの人には、あまりお得感はないのではないだろうか。

毎日2万歩歩いても、月にゲットできるのは1,000ポイント前後らしい(プレゼントがランダムのため)ので、差し引き500ポイント前後の特になるという計算だが、頑張って歩いて月に500円が、解くと感じられるかどうか、である。

つまり、このアプリが名前の通り「歩いておトク」かどうかは、その人の目的、使い方次第である、ということになる。

ちなみに、僕の場合は前者、つまりダイエットのひとつの道具として使え、少しでもDポイントがゲットできるのであれば、お得感を今のところは感じている。

特に、この「歩いておトク」というアプリは、今月から始めたスロージョギングとの相性がとても良い、と思うので。ではどのあたりのところに相性の良さを感じているのか。

「歩いておトク」はスロージョギングと相性がいいのである

スロージョギングについては、「スロージョギング始めてみました」の記事で書いたとおり、今月から始めた。

スロージョギングの場合、歩く速さで走るので、僕の場合は歩幅を狭くしてゆっくり無理なく走るようにしている。ウォーキングで早歩きの時は、歩幅を大きく取って歩いていた。

従って、同じ距離を進むときに、時間的にはほぼ同じでも、早歩きよりも確実に歩数は増えるのである。

しかも、早歩きよりも楽な割には、それなりに負荷は感じている。実際、早歩きで3キロ歩くのはけっこうつらいが、スロージョギングで3キロ走るのは、それほどつらくない。

楽に走れて、しかも歩数も稼げる、これは「歩いておトク」でポイントをゲットするには理想的ではないだろうか。

したがって、「歩いておトク」を使い始めて最初の1週間はまだスロージョギングを始めていなかったので歩いているだけだったが、スロージョギングを始めてからは歩数を稼ぐ効率がかなり上がっている。

それに「歩いておトク」を使うことにより、スロージョギングをやろうというモチベーションも上がるので、相乗効果が感じられるのである。

つまり、この「歩いておトク」というアプリは、スロージョギングと、とても相性がいいのである。

ということで、今後もスロージョギングをしながら、「歩いておトク」で地道にDポイントを稼いでいこうと思う。