
脚が細い人と太い人の違い!?
いつものようにヤフーニュースを眺めていたら、「脚が細い人と太い人の決定的な違い」という記事が目にとまってしまった。
別に足を補足したいわけではありませんが、なんとなくダイエットと無関係ではなさそうである。
と思ってその記事を読んでみたら、やはりそうであった。
ダイエットにとっても大事なことが書いてあったのである。
この記事では、足が細い人と太い人の違いは、普段の生活の中での活動量の違い、ということである。
つまり例えば自分では何かしらの運動をしている、というような人でも、確かにその運動をしている時は体を動かしている。
でも、それ以外、運動をしていない時の生活の中で、どのようにしているか、つまり通勤や家事など、ごく普通に毎日のようにしている生活活動の中で足を使うことを心掛けているかどうか、というところがポイントであるようだ。
運動しても、その運動だけで満足してしまい、それ以外の時間はなるべく楽に、階段は使わない、なるべく歩かないような交通手段を選んでいる、などなど普段の毎日の生活での活動でなるべく体を使わないようにしている人は足が太くなる、ということである。
足が太くあるかどうかは別にして、ダイエットでもこれは重要なポイントではないかと思う。
あえてダイエットで何かやる、ということ以外の普段の生活の中でいかに体の活動量を増やす努力をしているか、ということが。
血管年齢も普段の生活活動で変わる
そういえば、少し前に見た「たけしの家庭の医学」でも、それと似たようなことをやっていた。
ダイエットではないけど、「〇〇」が血管年齢を若くする、というような内容だった。
そして、その「〇〇」とは握力である。握力が血管年齢と関係あるとのことであった。したがって、握力を付けるような生活活動をしているかいないかで、血管年齢が変わってくるというのだ。
家庭の中で、やはり女性は家事をすることが多いのでその家事という活動の中でものを握る、持つ、という機会が男(夫)よりも段違いに多いので、握力の元となる筋肉を刺激する回数が旦那に比べてけた違いに多い。それも2~3桁も違うことがあるようである。
従って、そういった主婦の血管年齢は若く保たれているが、逆に旦那の方は実年齢よりも血管年齢が老けてしまうということらしい。
いくらスポーツジムのようなところに通ってそこだけで一所懸命頑張っても、普段の生活の中で体を使うことにはかなわない、というのである。
で、その対策として有効なのが、入浴の時に柔らかいビニールボールを何度も握っては緩める、ということを繰り返す、ということだ。
それによって、血管年齢も若返ることが出来るらしい。
そうなると、断にダイエットというだけでなく、いわゆるアンチエイジング効果も日常生活の活動の仕方で変わってくる、ということになるのである。
考え方次第では効率的なダイエット方法になる
日常生活までそんなことを考えて生活するなて、面倒くさいし、大変だ、と思うかもしれない。
でも、考え方を変えれば、逆にとても楽で効率的なダイエット方法となるかもしれない。
日常生活ダイエットである。
今度、真剣にダイエット方法として整理してみたいと思うが、単純に思い浮かぶことを書き留めておこう。
通勤ダイエット
これはけっこうすでにやっている人も多いかもしれない。
僕も実際やっていたことがあるし、今もやっている。
通勤はただでさえ歩かなくちゃいけないんだから、わざわざそんなことは考えられることない、というのもわかる。この場合、時間も必要だから普段の生活とは少し違ってきちゃうかな。
まぁ、とりあえず書いておこう。
以前やっていたのは、日本橋に通勤していた時のことである。
東西線で通勤していたのだが、手前の東陽町で降りて、日本橋まで歩く、ということをしていた。駅にして4駅手前、距離にして4㎞ほどを歩くようにしていたのである。
当時、体重が75㎏を超えてこれはまずいな、と思い、一時やっていたのである。
食べるものは全く減らさなかったが、それでも1か月ぐらいで3㎏ぐらいは体重を落とせた記憶がある。でも、落とせたことで満足してしまい、いつの間にか止めてしまったが・・・。確かに効果はあった。
4駅ではなくても、1駅手前で降りて歩く、でも毎日行えばかなり効果があるのではないだろうか。
今も家から仕事場の店舗へは基本車だが何か家に用事がある時などは歩くようにしている。距離としては1.5㎞ぐらいだからあまり大したことはないのだが、往復では3㎞となる。
最近はこれをスロージョギングで行っている。
家事ダイエット
家事ダイエットなんて書くと、まじめな主婦の方に顰蹙を買いそうであるが、家事というのがとても活動量の多いことが前述の「たけしの家庭の医学」でも改めて分かった次第である。
確かに、掃除を少し真剣にやるとけっこうな体力が必要である。洗濯物も今は洗濯機が全て行ってくれるとは言え、洗濯機まで家族の洗濯物を運ぶ、選択が終わった衣類を洗濯機から取り出して、運ぶ、その選択した衣類を干す、これだけでもけっこうな運動量になるだろう。
そして料理の支度、これも歩く量は少ないかもしれないけど、物と持ったり離したり、皮をむいたり、包丁を使ったり、鍋屋フライパンを持ったり、などなど手を使う作業がとても多い家事である。
そして買い物、これは歩くことに貢献するとともに、スーパーマーケットなどでは、商品を取ってかごに入れたりなど、ここでもけっこうな活動量となるだろう。
特に意識しなくてもこれだけでけっこうな活動量となりそうだ。
これを、それぞれの家事をより意識的に体を動かす、活動量を増やすという努力をすれば、より効果的なダイエット方法となりそうである。
例えば、掃除をより時間をかける、ひとつひとつを丁寧にやる、というだけでも活動量は上がるだろうし、より綺麗に掃除ができるので、一石二鳥となりそうだ。
ダイエットの成功のカギはダイエットをしない時間にあるのかもしれない
つまり、ダイエットの効率を上げるには、ダイエットをしていない時間、例えば食事制限や低糖質ダイエットなど食事系のダイエットであれば、食事さえ我慢すればいい、というのではなく、食事の時以外の活動もあえて何かしなくても、意識して体を動かすようにすれば、より効率的に体重を落とすことが出来るだろう。
ジョギングなど運動でダイエットをしている人は、ジョギングしたからいいや、スポーツジムでしっかりトレーニングしたからいいや、ではなく、それ以外の普通の生活の中でいかに体を動かすようにするかで、効果的に体重を落とすことが出来るかどうかが、大きく影響されるだろう。
今まで僕もはっきりと意識していなかったが、これからはもう少し、普段の普通の生活の中で体を積極的に使っていくこと、また家事なんかも積極的に行っていくことを心掛けたいと思う。
それはダイエットだけでなく、何か+α的な効果もありそうな気がするし。