
マヨネーズ大好き
僕はもともと、マヨネーズが大好きである。
いわゆるマヨラーというのであろうか。
サラダにはもちろん、ご飯のマヨネーズご飯も大好き、食パンにマヨネーズを付けて食べるのも大好きである。
マヨネーズとご飯か、パンがあれば、食生活で困らないかもしれない。
また、ダイエットの味方である豆腐や納豆にもマヨネーズは合う。
味のない豆腐もマヨネーズを入れてかき混ぜればおいしくなる。
少し臭いのある納豆もマヨネーズを入れてかき混ぜればまろやかになり、臭いも気にならず、よりおいしくなる。
単調なダイエット食もマヨネーズがあれば、味に変化をつけておいしく食べることが出来るのである。
とにかく、マヨネーズ大好き人間であることは間違いないだろう。
マヨネーズはダイエットに良いのか、悪いのか?
昨日の投稿でも書いたように、今はなんでも気にせずに食べられる。
でも、前回の週休3日ダイエットでのマヨネーズの位置づけは少し迷うところがあった。
理由は次の2つである。
- マヨネーズは低糖質でGI値は低い
- マヨネーズは資質が多くカロリーが高い
つまり低糖質ダイエット、低GIダイエットという観点からはマヨネーズは優等生的な位置づけにある。
しかし、カロリー制限という観点からは劣等生的な位置にいるのである。
マヨネーズはダイエットの味方なのか?それとも敵なのか?
マヨネーズのダイエット的メリット
マヨネーズにはダイエットとしてメリットとなる要素がいくつかある。
- 低糖質である
- GI値が低い
- タンパク質が含まれている
- お酢が含まれている
このマヨネーズのダイエットに対してのメリットは、マヨネーズの原料にあるといっていいだろう。
マヨネーズの原料
- 卵
- 植物性油
- お酢
マヨネーズは低糖質である
マヨネーズの原料を見てわかる通り、マヨネーズには糖質の高い所在が一切使われていない。
したがって、その食材から作られるマヨネーズも当然低糖質な食材となる。
だから、低糖質ダイエット、糖質制限ダイエットでのマヨネーズの位置づけは、とても強い味方なのである。
マヨネーズはGI値が低い
GIとはglycemic index(グリセミック・インデックス)の略であり、体への接種後、つまり食後の血糖値の上昇具合をブドウ糖を100としたときの相対的な上昇傾向を示す値である。
一般的にはGI値が高い食材は血糖値を上げやすいため、結果的に糖質の高い食材を食べるのと同じような結果をもたらすのである。
ではどのくらいのGI値になると、GI値が高い、低い、と言われているのか?
- 高GI:GI値が70以上
- 中GI:GI値が69~56
- 低GI:GI値が55以下
ではマヨネーズのGI値は、というと15である。
つまりマヨネーズのGI値は、とても低いのである。したがって、低糖質であるとともに、食後の血糖値をあげないということにはとても有効な食材ということになる。
マヨネーズはタンパク質を含んでいる
マヨネーズは卵を原料としているのでタンパク質が含まれている。
タンパク質は筋肉を作るためには必須の成分であり、筋肉は基礎代謝をあげるための重要な臓器である。
単に体重を落として筋肉量まで落としてしまったら、基礎代謝の低い、リバウンドしやすい体になってしまう。
つまりダイエットしている時には特にこのタンパク質の接種は重要なのである。
マヨネーズにはお酢が含まれている
マヨネーズの原料であるお酢、これは誰もが知る健康食材である。
お酢のダイエット的な効果としては次のようなものがある。
- 食後の血糖値の上昇を緩やかにする
- 便秘解消に効果がある
- 基礎代謝をあげる
つまり少しぐらいGI値の高い食べ物を食べても、お酢を一緒に摂取すれば、食後の血糖値の上昇を穏やかにしてくれるのである。
便秘はダイエットの大敵である。余計なものを体の中に溜め込まないためにも、お酢の力は有効なのである。
そして基礎代謝をあげることは、何もしなくても体がカロリーをより消費してくれるようになるということである。当然、リバウンド防止にも有効になる。
マヨネーズはダイエットに有効は要素が詰まっている
このように、マヨネーズは低糖質であり、食後の血糖値をあげにくく、かつ緩やかにする、という低糖質ダイエットや低GIダイエットから見れば、とても優等生的な存在であり、力強い味方なのだ。
しかもタンパク質やお酢によって、健康でリバウンドしにくい体を作ることにも貢献してくれる。
そう考えると、マヨネーズはダイエットに必須の食材であり、有効に使えばダイエットの強い味方になってくれるのである。
マヨネーズのダイエット的デメリット
でも一般的にはマヨネーズはダイエットの大敵である、というイメージが強いと思う。
では、マヨネーズがダイエットのデメリットとなる要素はなんであろうか?
と考える必要もなく、その原因はマヨネーズのカロリーの高さにあることは、簡単に想像がつくだろう。
では、マヨネーズのカロリーはどのくらいなのであろうか?
マヨネーズを大さじ一杯、15g使うと、その15gだけで100kcalもあるのである。
お米(精米)のご飯で100グラム当たりのカロリーはだいたい170kcalぐらいである。
軽めのご飯1膳がだいたい150gぐらいと言われているので、軽めのご飯1膳でも、250kcalである。
つまりマヨネーズを大さじ2~3杯ぐらい使えば、それだけでご飯1膳分のカロリーに匹敵してしまうのである。
したがって、いくら糖質制限的には優等生であったとしても、ダイエットの基本であるカロリー制限という観点からは、完全に劣等生となってしまうのである。
マヨラーにとってはマヨネーズはダイエットの強い味方になる!
ということで、マヨネーズにはダイエットにとてもいい面と悪い面の両方があるようだ。
ということは、使い方次第で、ダイエットに効果的にもなるし、ダイエットの失敗要因ともなる、ということになるのだろうか。
カロリーが高い、大さじ一杯でご飯1膳分のカロリーがあるといっても、逆に言えば、そのくらいの量であれば、200~300mlぐらいのカロリーであるとも言える。
他の食材との組み合わせによっては、血糖値の上昇を抑える効果、また代謝アップにも貢献してくれるだろう。
実際、マヨネーズが好きという人でも、大さじ3杯もつかえば、十分満足できる使い方ができるのではないだろうか。
僕は実際に前回の週休3日ダイエットで低糖質、低GIを主なダイエット方法として最大20㎏近くの減量に成功した。もちろん、食べる絶対量を減らしたのも確かだが、感覚的、あくまでも感覚的な話だが、低糖質、低GIのダイエット効果は高かったと感じている。
したがって、少しぐらいカロリーが高くても、抵糖質、低GIという大きなメリットを生かせば、マヨネーズはダイエットに有効な食材だと判定したい。
少ないカロリー、刺激の少ない低糖質食も、マヨネーズを使えばおいしく食べられ、満足感も高くなる。(好きな人にとっては、ということだけど)
だから、マヨネーズ大好き人間、マヨラーにとっては、マヨネーズはダイエットのとても強い味方になってくれる、というのが僕の結論である。