
「半分、青い」でマグマ大使が・・・
4月から始まったNHKの連続テレビ小説「半分、青い」、主人公すずめちゃんの少女時代を演じている女の子が、とっても可愛い。でも、今日の最後では高校生になってしまったので、来週からは見られなくなるのが少し寂しい気がする。
その小学校時代のすずめちゃんが律くんを呼ぶときに使っているのが笛。
その笛は、マグマ大使を呼ぶマモル少年が使っていた笛を想定しているのである。ちなみに、マモルを演じていたのは、あのフォーリーブスの江木俊夫さんである。と言っても、若い人は知らないだろうけど。
「半分、青い」ですずめちゃんの小学生時代とマグマ大使では年代が違うだろう、という指摘がされていたようであるが、その後の放送で、お父さんの影響でマグマ大使をすずめちゃんが知っていた、ということがわかり一件落着。
すずめちゃんは、律くんと同じ日、1971年、昭和46年7月7日に生まれた、という設定であるので小学生ということは1970年代後半である。マグマ大使の実写版がテレビでやっていたのがいつだったか調べてみると、1966年(昭和41年)7月17日から1967年(昭和42年)4月9日ということで、すずめちゃんの小学校時代の10年ぐらい前である。
僕は1959年生まれなので、ちょうどマグマ大使がやってた時は小学生、しっかりと見ていたのである。
「半分、青い」では、律くんのお母さん役の原田知世さんがマグマ大使の敵であるゴアのものまねをしていたのも、可愛かった。
でも、あの「時をかける少女」の高校生だった原田知世さんが、お母さん役だからね、自分はさらに年を取っているわけだ。
そして、すずめちゃんのお母さん役、松雪泰子さん、綺麗ですね。あんな食堂のおばさんがいたら、繁盛するでしょうね。
さて、マグマ大使に話を戻すと、まずは「懐かしい」というのが出てしまいますね。
あの笛の音、そして主題歌、すぐに頭に浮かびます。
あの頃は、今みたいにアニメや子供が見るような番組は豊富ではなかったように思うけど、思い出すとけっこういろいろとあったのかな。もちろん、今の時代とは比べ物にならないけど。
ということで、マグマ大使の時代に見ていた他のテレビを少し思い出してみよう。
懐かしのテレビ番組、マグマ大使と重なっていたのは?
ウルトラマン、ウルトラセブン
今でも時々、いろいろな形で見かけるウルトラマン、若い人も、マグマ大使は知らなくてもウルトラマンはほとんどの人が知っているのではないだろうか。
ウルトラマンシリーズは長く続き代々のウルトラマンが今では存在するが、僕がみていたのは初代ウルトラマン~ウルトラセブンぐらいの時である。
初代ウルトラマンの放映が始まったのは、ウルトラQが終わった後。ウルトラQは面白いながらも、少し怖いようなテレビ番組だった。
その初代ウルトラマンが放映されたのは、1966年7月17日 – 1967年4月9日ということで、マグマ大使の少し前である。
その後のウルトラセブンが、1967年(昭和42年)10月1日から1968年(昭和43年)9月8日までの放映だったので、最後の方がマグマ大使と重なっていたんだな。
でも、その後、あんなにたくさんのウルトラファミリーが巣立っていくとは当時は全く想像できなかった。
ゲゲゲの鬼太郎
ゲゲゲの鬼太郎の最初の放送も調べてみると、1968年1月3日 から 1969年3月30日の放映ということで、マグマ大使と重なっていたのだ。
ゲゲゲの鬼太郎も、その後何度かリニューアルして放映されているので、今も知名度は結構高いだろう。
また、原作者の水木しげるさんの奥さんが書かれた「ゲゲゲの女房」が、2010年のNHKの連続テレビ小説になっている。
ゲゲゲの鬼太郎は、今も続く妖怪ブームの火付け役、と言ってもいいのではないだろうか。
ウルトラマン、ゲゲゲの鬼太郎、と今でも知名度のあるヒーローたちに比べると、マグマ大使はある意味忘れられたヒーローなのかもしれない。そのマグマ大使を思い出させてくれた「半分、青い」には感謝しなくてはいけないかな。
魔法使いサリー、ひみつのアッコちゃん
魔法使いサリー、ひみつのアッコちゃん、これも懐かしいテレビアニメである。
魔法使いサリーが、1966年(昭和41年)12月5日から1968年(昭和43年)12月30日まで、ひみつのアッコちゃんの最初のテレビアニメの放映が1969年1月6日から1970年10月26日までなので両方ともマグマ大使と重なっているのである。
女の子向けなのかもしれないけど、当時は男子もほとんど見ていたのではないだろうか。
ひみつのアッコちゃんは、その後も何回かリニューアル放映され、2012年には実写版ひみつのアッコちゃんが綾瀬はるかさん主演で映画にもなっている。
知名度としては、ひみつのアッコちゃんの方が今では高そうだが、個人的にはサリーの方が懐かしい気がする。魔法使いサリーは、どちらかというと、再放送で何回も見たように思う。
ちなみに、朝起着た時に髪の毛が立っていると、今でもかみさんに、サリーちゃんのパパになってる、と言われる。かみさんも同い年だからね。
懐かしのテレビ番組、マグマ大使の少し前には?
マグマ大使とは重なっていなかったけど、その少し前まで思い出すともっと懐かしテレビ番組が出てくる。
スーパージェッター
スーパージェッターは、1965年1月7日から1966年1月20日まで放映されていた、個人的には当時の好きなアニメNo.1のアニメである。
何といっても、流星号がかっこよかった。あんなのが本当に出来たら、いいだろうな、と思ったものである。
スーパージェットと流星号は30世紀から来たので、まだまだ流星号は現実になる可能性はあると思う。残念ながら、出来たとしても今の僕はとっくの昔に消滅しているだろうが。
おそ松くん
最近もコマーシャルなんかで使われることがあったような。放映されていたのは1966年2月5日から1967年3月25日までなので、マグマ大使の少し前だ。
おそ松くんは、六つ子の一番上である。そして、印象的なのは、周りの個性豊かなキャラクターがいたこともあるだろう。
イヤミ、チビ太、デカパン、ダヨーンのおじさん、ハタ坊、そしてトト子ちゃん。
50代には懐かしいキャラクターではないだろうか。
ハリスの旋風(ハリスのかぜ)
ハリスの旋風は1966年5月5日から1967年8月31日まで放映されたテレビアニメである。
最近はほとんど聞くことがないので、若い人はほとんど知らないかもしれないが、当時、僕らの間では人気だった。主題歌は、今でもすぐに思い出せる。
でも、どんな内容だったか、よく思い出せないかも。
ジャングル大帝
ジャングル大帝、これは若い人はどうなんだろう。放映されていたのは、1965年10月6日から1966年9月28日までである。全52話を放送。
そういえば西武ライオンズのマスコットキャラクターがジャングル大帝のレオである。
西部ファンの人なら、それを知っている人もいるかもしれない。
遊星仮面、レインポー戦隊ロビン、宇宙少年ソラン
この辺りになると、50代前後の人間しかしらないかもしれない。
遊星仮面(ゆうせいかめん)は、1966年6月3日から1967年2月21日まで、レインボー戦隊ロビンは、1966年4月23日から1967年3月24日まで、宇宙少年ソランは、1965年5月4日から1967年3月28日までということでほぼ同じ時期に放映されていたテレビアニメである。
僕も内容がどんなんだったか、あまりよく覚えていないが、遊星仮面と宇宙初年ソランは主題歌はよく覚えている。
レインボー戦隊ロビンはなぜか主題歌が思い出せないが、リリという看護婦ロボットがいたのを思い出した。
よく思い出せないだけに、なんかとても懐かしく思える。
リニューアルして再放送はないのかな
ほかにもいろいろとあったと思うが、とりあえず、思いついたままに調べてみた。
あの頃と気持ちは全く変わってないように思うが、年齢はもう50代も残り少ない、というのが現実である。
現在のCG技術などを使えば、これらの作品も現在のアニメに勝るとも劣らない作品になるのではないだろうか。
個人的には、大好きだったスーパージェッターなんか、ぜひ実写版CGでリメイクしてほしいと思う。
今の技術があれば、流星号もリアルに作れるのではないだろうか。
と、「半分、青い」からいろいろと懐かしい思い出を思い出すことが出来たということで、感謝。
これからの「半分、青い」にも期待したいと思う。
僕らの若いころと少し重なっているからね。