
今度はドラレコが壊れた!スマホはドラレコにもなれるのか?
先にカーナビが壊れてスマホをカーナビとして使っていることを紹介したが、今度は、ドライブレコーダーが壊れた。移りが極端に悪くなっていたのだ。
ドライブレコーダーはカーナビと違って、運転してる時に必要なものではない。だから、ドライブレコーダーがなくても運転する分には何も支障ないのである。
でも、今まで使っていたのに、もしここで事故でもあったら、今まで使っていたのは何だったんだ、ということになってしまう。ドライブレコーダーは保険と同じで、実用上必要なくても、いざというときにないと困るものになっている。
そこで、ここでもまた新しいものをすぐに購入するか、ということになる。中華製の安いものは2千円台ぐらいから売っているし。
でも、どうせつけるなら、やはりGPS付きがいい。時間も走行位置も、特に何もせずに記録に残せるからね。
またドライブレコーダーは車載テレビ、地デジの移りにも影響がある。だから、なるべく影響のない、つまり地デジ対策をされているドライブレコーダーを選びたい。
そして、どうせつけるなら前の車のナンバーがわかるくらいの解像度は欲しい。LED信号の色がわかるものがいい。夜でも必要十分な画質のものがいい。
などと、いざ買おうとなると、どうしても条件を付けてします。
そうなると、対象となるのは安くても1万円以上のものとなる。
これが安いか、高いかは、その人の経済状況や考え方にもよるだろう。
少なくともうちの場合は、気軽に買える価格ではない。かみさんに絶対に何か言われる価格である。
とここで考えたのが、またスマホである。
この時点でスマホをカーナビとして使っていたが、このスマホをドライブレコーダーとしても使えないだろうか、ということであった。
スマホはドライブレコーダーにもなれる!
スマホにはカメラが付いている。しかも画質もいい。当然動画も画質良く撮影できる。
メモリーの容量もドライブレコーダーとして使うぐらいの余裕がある。また必要であれば、もっと大容量のSDカードを使えばいい話だ。
そして、GPSもついている。
ということは、ドライブレコーダーに求めている要素がスマホにはすべてそろっているのである。
ということは、必ずスマホをドライブレコーダーとして使うアプリもあるはずである。
ということで早速playストアで調べてみると、ドラレコアプリがけっこうあった。
やはりスマホはカーナビだけでなく、ドライブレコーダーにもなれるんだ。
でもスマホは今、車の中ではカーナビとして使っている。
カーナビとして使っているスマホを、同時にドライブレコーダーとしても使えるのか?
という心配もあったが、とりあえずやってみようと決めた。
カーナビアプリと同様、ドラレコアプリもとりあえずは無料で使える。
また、幸いカーナビとしての取り付けているホルダーがカメラを隠していないので、もしかしたら、そのままの位置でドライブレコーダーとしても使えそうだから、アプリをスマホにダウンロードすれば、すぐにでも試すことが出来そうだったからね。
スマホがカーナビとしてもドラレコとしても同時に使えた!
ということで、カーナビとして既に使っているスマホをドライブレコーダーとしても使ってみることにしたのである。
まずやることは、ドライブレコーダーとして使うためのアプリを選びスマホにインストールすることである。
どのアプリを選ぶか、ネットでいろいろ情報を集めた結果、「DailyRoads Voyager」というアプリに決めた。
早速playストアからダウンロードしてスマホにインストールしてみた。
アプリを開くと、すぐにスマホはドライブレコーダーになった。
ただし、その時点で一つ問題点があった。ドライブレコーダーとして固定しているスマホの位置だと、カメラが下を向いてしまい、画面のほとんどが車のダッシュボードになってしまうのである。
でも簡単にそれは修正できた。ホルダーに少し斜めに挟んでいたスマホを垂直になるように挟んでみたら、問題なく出来たのである。その位置でまたドラレコアプリを開いて確認すると、いい感じの画像になっている。
スマホの画面がそのままモニターになるので、撮影している画像の確認もとてもいい画質で見ることが出来る。動画の画質もHDにしておけば、録画した画像もとてもきれいに再生できる。夜の画質もきれいだ。ただ、前の車のナンバーは、ヘッドライトを付けていると白飛びして確認できない。でも、信号待ちで止まった時にヘッドライトをスモールにするとはっきりと映る。
このアプリを使えば、動画の区切りも秒単位で自分で設定が出来る。デフォルトでは60秒ぐらいになっていたかな。つまり1分の動画がどんどん保存されていくので、動画ファイルがどんどん出来てくる。30分走れば、30個のファイルが保存される。でも、普通のドラレコと同様、保存フォルダーが容量いっぱいになると前の動画が消去されて、新しい動画が上書きされていくので、問題はないようである。もちろん、普通のドラレコと同様、設定の衝撃以上があった場合は、そこの動画は消去されないように自動的に保存されるし、特定の動画を消去されないようにもできる。
また、一つのファイルの時間は変更できるので、保存ファイルの数を少なくするために600秒、つまり1ファイルが10分となるように設定した。
つまり機能的には普通のドライブレコーダーと全く同じ機能なのである。
ということで、スマホが、普通の高機能なドライブレコーダーとほぼ同じように使えることが確認できたのである。
カーナビアプリを使いながらドラレコアプリの同時使用も問題ない
さて、問題は、カーナビアプリを使いながら、ドレレコとしても使えるのか、という点だったが、これも全く問題なかった。
この「DailyRoads Voyager」というドラレコアプリはとてもよく出来ていて、このアプリを使っている状態でYahoo!カーナビの画面にしても、ドラレコアプリの小さな表示(録画中かどうか、ドラレコ画面への変更ボタン)が邪魔にならない程度の大きさで表示されている。したがって、カーナビ画面を常時しながら、ドラレコの状態も確認出来て、必要があれば、すぐにドラレコ画面に切り替えることも出来るのだ。
ということで、現在愛用のスマホ、Xperia XZ Premium SO-04Jには、車の中ではカーナビだけでなくドライブレコーダーとしても活躍してもらうことにしたのである。
それ以外にもブルートゥースを使った音楽プレーヤーとして使うこともあり、大活躍である。
こんな感じでスマホをカーナビ兼ドライブレコーダーとして1週間ほど使っていたのだが、問題が発生したのである。
直射日光下での使用でスマホが高温に、結局は・・・
このように使い始めた当初、問題なく使えていたのだが、それが2月の終わり近くであった。3月に入り、気温も上がってきたときに、少し遠くのホームセンターへ行った帰り、そのトラブルが発生したのである。
その日はやっと春らしく気温も上がったとても良い天気の日だった。
ホームセンターからの帰りはお昼過ぎとなり、過ごしやすい気温になってきて、天気も快晴。人間が過ごすにはとても良い天気であった。
でも、それはダッシュボードの上に固定されたスマホには悪い条件だったようである。
カーナビの画面に突然、何か表示が出た。よく見ると、高温のためドライブレコーダーのアプリを閉じる、というような内容だった。このアプリは使用中にスマホ本体の温度が55度以上になった時にスマホを保護するために録画を止める、アプリを閉じるなどの設定があらかじめできるようになっている。
この設定をアプリを閉じるにしておいたのだが、どうやらその条件、つまりスマホ本体の温度が上昇したのでアプリを閉じたようだったのだ。
実際にスマホを触ってみると、このXperia XZ Premium SO-04Jで初めての本体が熱い状態になっていたのである。
前のスマホでは日常的に起こっていたがこのスマホでは初めてだったので少しびっくり。
その後、温度も下がってきてまた使ってみると、カーナビもドラレコも問題なく使えて、スマホ本体の温度が高温になることもなかったが、条件によっては高温になることもある、ということが確認できてしまったのである。
ということは、今後春から夏にかけての車内、それも直射日光の当たるダッシュボードの上では、置いておくだけでもスマホが熱くなることは容易に推測できる。
そのたびにドラレコアプリは閉じてしまう。つまり夏の使用はリスクが高くなる、ということになり、スマホをドライブレコーダーとして使うことはとりあえず断念したのである。
この問題がクリアできれば、このアプリを使えば十分スマホもドライブレコーダーとして使うことが出来るのだが、・・・。
そして結局は新しくドライブレコーダーを購入することになり、今はそれを使っているのである。